告知されるまで
病院より電話があって、さらに数日、検診の日まで何をして過ごしていたのかというと…あんまり憶えていないのだが、まだつわりがあったはず。わたしは食べづわりだったので、何か口に入れつつ必死でネットで情報を漁っていたような…
客観的に見ると、いわゆるオタクな人がネットみながらむしゃむしゃやってる絵のとお~り!!
(実際はこんなに広い部屋でも、ディスプレイが並んでいるわけでも、でっかいパソコンが林立しているわけでも、ピザを食べていたわけでもありません…結構おぼえてるじゃん)
当時、ネットで「乳がん 妊娠」で検索すると、病院か学会などの医療系サイトが一番上に並んでいた。それによると、乳がんに妊娠時期によって対応が違っていた。初期だと中絶、中期だと手術して薬物療法、後期だと産んでから治療になっていたかな。でも、まるで自分のことだという実感がなかった。手術したらどうなるのかとか、抗がん剤治療で髪の毛が抜けるとか、リアルなことが書いてあるのは、ブログだった。ブログランキングで乳がんのブログを読みあさった。でもまぁ、上にあるブログほど、再発率が高くなってくるような気がするので、精神衛生上は良くなかったかも知れない。ただ、一件だけ、妊娠中に乳がんになって、治療中のブログがあり、寝る間を惜しんで最初から最新記事まで読んだ。このブログには本当に勇気づけられたけれど、残念なことに、現在は亡くなられている。(ご冥福をお祈りします)
おそらく、そんなことしかしていないうちに、検診の日がやってきた。