産婦人科で針生検を受ける
2011年、5月に妊娠。
ちょっと年は取ってるけど、普通に産婦人科に通っていた。
7月半ばの検診後、産婦人科の先生に、
「もう友達に言っても大丈夫ですよ(*^_^*)」
と言われ、受付で予定日2月1日の予約を入れ、併設の検診センターで、乳がん検診を受けた。
妊婦なのでエコー。
普通に終わるものと思っていた。
でも、心のどこかにひっかかりがあったのか、左脇の下のこりこりのことを告げる。脇の下なので、胸なのか微妙なラインの所。
「ちょっと前からこりこりしてるんですけど、最近はまたなくなって…」
世間話の一環みたいに話しかけたら、エコーをしている看護婦さんもそうですねぇと見てくれる。
「ありますね」
きっと、その時、看護婦さんには「がん」と分かっていたんだと思う。
エコー後に、先生が「妊婦さんはマンモができないから、一応ね」と、何度も私に言いながら、こりこりに注射器をぶっさし、組織を取っていた。
私は注射がこわいので、見ないように顔を背けていたんだけど、刺されたところは麻酔をかけていたので、健康診断の血液検査の方がよっぽど痛かったほど。
全然痛くなかったですよ、と言うと、こんなん刺してましたよ、と見せてくれたものは
注射針じゃなかった。
思い出しながらぐぐってみたら、こんな感じ。上から2つめの画像。
今更ながらだけど、当時も、
なんじゃこりゃーーー!!!
だった。
針生検が終わった後、受付で待っていたら、針生検の先生が「大丈夫ですか」とわざわざ声をかけてきてくれた。
「なんで?」「え? もしかして?!」
って、勘が鋭くなくても思うよね。わざと気づかせて、心の準備をさせるよう促しているのかしら。深読みしすぎかな?
だんなにも針生検したことを伝えると、二週間後の結果を聞く時に、仕事を休んでついてきてくれることになった。
一週間後に産婦人科から電話があり、だんなさんと一緒に来てくださいと言われる。
あー、やっぱりね。黒なのね。
心の準備は大丈夫ですよ。